「小豆島」という島の名前を見たこと、聞いたことがある人は多いはず。とある調べによれば、2018年6月~2019年5月の1年間で最も検索された離島はリゾート地の石垣島や宮古島を差し置いて小豆島という発表もされています。(goo+dランキング調べ)そんな注目度No.1の小豆島の一人旅の楽しみ方をご紹介します♪
小豆島ってどんな島?
~小豆島の場所と人口と面積~
小豆島は「日本の地中海」と呼ばれる瀬戸内海にあり、淡路島に次ぐ2番目に大きな島です。香川県に属しており、土庄町(とのしょうちょう)と小豆島町(しょうどしまちょう)の2つの町から成り立っています。小豆島の総人口は約28,000人、面積は約153㎞で沖縄県宮古島とほぼ同じ大きさと言われています。日本の地中海という名のごとく、晴れの日が多く雨が少ない地中海性気候に似ている小豆島。近隣の県では台風や大雨などの自然災害を受けていても小豆島は何故か免れることもしばしば。。。
太平洋や日本海にはない、瀬戸内の多島美は、The New York Timesの「2019年に行くべきデスティネーション」として日本で唯一選ばれているほど、世界からも注目されています♪
〇オリーブ〇
小豆島が日本で初めてオリーブの栽培に成功したことから香川県の県木にも指定されているオリーブ。国内シェアトップを誇る小豆島を代表する特産品です。市販のオリーブオイルとは香りが格段に違います!9月の下旬~10月の上旬に実が収穫され、オリーブオイルが作られます。また、あまり知られていませんが、収穫したオリーブの実を塩漬けにして食べるのが島民のポピュラーな食べ方♪
〇手延べそうめん〇
夏の風物詩としてはもとより、近年ヘルシー食材としても全国的にじわじわと人気を伸ばしている素麺。都内には素麺専門店ができたり、さまざまなアレンジ料理がSNSを通して注目されていますよね。小豆島の手延べそうめんの特徴はコシの強さとのど越しの良さ、そして生地に練りこまれたごま油による香りのよさです。1度食べたらやみつきになりますよ♪
〇ごま油〇
スーパーやコンビニに必ずあると言っても過言ではない「かどやの純正ごま油」。そう、あの黄色いキャップのごま油は小豆島で作られているんです!意外と知らない方が多いので、よくビックリされます。小豆島は年間を通して温暖で気候が安定していることから、ごま油造りにはもってこいの環境と言われています。小豆島の手延べそうめんにごま油が練りこまれているのも納得ですね。工場が小豆島の玄関口「土庄港」から近いため、船を降りると潮の香りとともにごま油の香ばしい香りが辺りを包みます。
〇醤油・佃煮〇
約400年の歴史を持つ小豆島の醤油づくり。特徴は2年から4年という長い年月をかけて作られる「木桶仕込み」。かつては木桶で作ることも珍しくはありませんでしたが、時代の変化とともに機械を通して作られるのが一般的となりました。そのため、現在木桶で醤油をつくるメーカーは全国で1%を切っているとも言われています。しかし、手間暇をかけて作られた木桶仕込みの小豆島の醤油は独特の旨味とまろやかさがあり、全国から根強いファンが買い付けに来るほど。そして、その醤油を使って作られた佃煮もまた絶品。ごはんのお供として最高です。
〇花崗岩〇
石の島としても有名な小豆島。江戸時代から花崗岩の産地として親しまれ、あの大阪城の立派な石垣は小豆島から切り出された石が使用されています。島の至るところに石垣や運ばれず取り残された「残念石」と呼ばれる巨石が今でも残っており、2019年5月には「石の島」として日本遺産に認定されました!
香川県と岡山県の中間地点に浮かぶ小豆島へは、飛行機が便利です。高松空港・岡山空港で降りた後、バスに乗って港へ向かいフェリーに乗り込みます。関西方面からお越しの方は、神戸港や姫路港からもフェリーが就航されているので、関西からのアクセスもスムーズ!
~小豆島のフェリーマップ~
島内には6つの港があり、岡山、香川、神戸、姫路からフェリーが就航されています。
高松空港をご利用の方は、高松港~土庄港・池田港・草壁港へのフェリーをご利用ください。
岡山空港をご利用の方は、岡山港・宇野港~土庄港へのフェリーをご利用ください。
関西方面からお越しの方は、神戸港~坂手港・姫路港~福田港が便利です。
各港の時刻表は下記をチェック!!!
いかがでしたか?フェリーでしか行くことのできない小豆島。普段乗ることのないフェリーに乗るとそれだけでワクワクしますよ♪小豆島がどんな島なのか、どうやって行くのかが分かれば、次は小豆島で何をするか、どこに行くか!Vol.2では小豆島のおすすめスポットをご紹介いたします。そちらもぜひご覧ください♪