照りつける夏の日差しも落ち着き、過ごしやすくなる秋の小豆島。徒歩や自転車で小豆島を一人旅するにはぴったりの季節です。香川県屈指の紅葉スポットや収穫を迎えるオリーブなど、秋の小豆島は魅力がいっぱい♡おすすめのスポットやグルメなど、秋の小豆島のおすすめをご紹介いたします。
小豆島のベストシーズンは秋
秋の小豆島の最大の魅力は紅葉!自然豊かな小豆島の山々が赤く染まります。中でも1番の紅葉スポットは、日本三大渓谷美にも指定されている「寒霞渓」です。目の前には赤や黄色に染まる山肌、その先には瀬戸内海が一望できます。青い海と紅葉に染まる山のコントラストはまさに絶景!写真映え間違いなし!
日本で唯一、『空・海・渓谷』を一度に眺望できるロープウェイは乗る価値ありですよ♪
人気の観光スポットなので10時以降になると長蛇の行列ができます。寒霞渓へ行くなら朝一番がおすすめです。
ロープウェイの運行状況は公式ホームページをご覧ください。
寒霞渓の紅雲亭のほど近くにある、小豆島八十八箇所霊場第18番札所「石門洞」。道幅が狭く急な坂道を登るため、車の運転に慣れていない方は注意が必要ですが、赤や黄色の美しい紅葉を間近で見られるマイナスイオンたっぷりなスポットです。
また、岩が自然に抜け落ちてできた巨大な門があり、自然のパワーを感じられるスポットでもあります。お寺は洞窟に沿うように建てられており、全国的にも珍しい造りです。地元の人でも知らない人が多いスポットなので、穴場スポットに行きたいという方には非常におすすめな紅葉スポットです!
~石門洞~
【住所】
〒761-4433
香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
【アクセス】
・土庄港から車で約50分
・草壁港から車で約30分
・池田港から車で約40分
・坂手港から車で約30分
オリーブの最盛期は10月~11月!この時期、小豆島のオリーブ農園では実の収穫が毎日行われています。
この時期にしか食べられない「新漬けオリーブ」は小豆島のソウルフードです。
オリーブと聞くとオリーブオイルやピクルスをイメージする方が多いと思いかもしれませんが、新漬けオリーブは緑のオリーブの実を使用して作るお漬物の一種で、収穫期間がかなり限られており小豆島以外ではほとんど出回ることはありません。
一般的なピクルスとは違い、塩味が強いためオリーブが苦手という方でもこれなら食べられるという方も多く、1度味わうと忘れられないという声をよく聞きます。お酒のおつまみにはぴったり!グルメな方へのお土産にも喜ばれますよ♪
ワインのボジョレーヌーボーのように解禁日が定められており、毎年10月10日に新漬けオリーブは解禁されます。各オリーブ農園やお土産屋さんで販売されているので、秋にしか味わえない小豆島の旬の味をぜひご賞味ください♪
11月に入ると、オリーブが紫色に熟し、オリーブオイル用の実の収穫が始まります。「新米」や「新茶」といわれるように、その年の新しいオリーブオイルを「新油」と呼びます。毎年少しずつ風味や辛みが異なるので、今年はどんな味だろうと小豆島の人々も毎年楽しみにしています。
100%国産のオリーブオイルは非常に貴重で、県外では大手百貨店以外で手に取る事はほとんどできません。特に最高級のエキストラバージンオリーブオイルは毎年すぐに売り切れてしまいますので、11月の小豆島旅行で直接ゲットするのがおすすめです。
生産者によって味も異なりますので、味見をしながら自分の口に合うオリーブオイルを見つけてみてくださいね♪
食欲の秋♪小豆島旅行で旬の海鮮を楽しみたい方も多いのでは?
10月、11月に小豆島近海で獲れる旬の魚介はこちら!
・ワタリガニ(オス)・・・茹でガニ、蒸しガニ、みそ汁(10月下旬まで)
・赤メバル(カサゴ)・・・お味噌汁、煮つけ、唐揚げ)
・チヌ(クロダイ)・・・刺身、塩焼き、煮つけ
・サワラ・・・刺身、照り焼き、みそ漬け
・タチウオ・・・刺身、塩焼き、煮つけ
・コチ・・・刺身、塩焼き、天ぷら
・ブリ・・・刺身、しゃぶしゃぶ、照り焼き
・鱧・・・湯引き、天ぷら
・コウイカ(ハリイカ)・・・刺身、焼き、天ぷら
他にもまだまだたくさんありますが、載せきれないのでこの辺で。。。
小豆島のホテルでは、瀬戸内で獲れる魚介を使ったお料理が楽しめます。お刺身や天ぷら、お寿司や煮つけなど、いつもよりちょっと贅沢に夕食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、小豆島のB級グルメ「醤丼(ひしおどん)」もおすすめです♪ホテルや飲食店でそれぞれ違った味を楽しめるので、食を楽しみたい方はぜひご賞味ください!
いかがでしたか?秋の小豆島は景色もグルメも楽しめるとってもおすすめなシーズンです。この時期にしか見られない景色、味わえないグルメをぜひ楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか♪